サステイナブルなクレジットカード3選
最近ではキャッシュレス化が進んでおり、大学生でもクレジットカードを持っていたり、paypay等のQRコード決済でポイント還元を受ける方々が増えています。また、それと同時に、地球温暖化による異常気象の影響で、自然環境に興味関心を抱く人が若者を中心に増加傾向にあります。その為、多くの商品がSDGs、サステイナブル(持続可能な)商品を展開し、社会だけでなく自然環境に配慮した商品の増加が目立ちますよね。
そこで、今回はキャッシュレス化と環境保護への関心からサステイナブルクレジットカードについてお話して参ります。
クレジットカードを選ぶ基準として、年会費や還元率等がありますが、環境にどのような配慮をしているかで選んでんみるのはいかがでしょうか?
①日本初、サステイナブル素材のクレジットカード
from https://www.to-mare.com/news/2021/post-36.html
日本では名の知れたクレジットカードであるEPOSカードが、素材を廃棄プラスチックに切り替えること発表しました!
また、世界最大手のカード会社、VISAと提携している為、世界各国への旅行時の決済にも安心ですよね!
何故、EPOSカードに廃棄プラスチックを使用するのかというと、
丸井グループは、長期ビジョン・長期目標を宣言した「丸井グループ ビジョン2050」において、地球と共存するサステナブルな選択肢を提供する「グリーン・ビジネス」への注力を宣言しています。店舗や事業所への再生可能エネルギーの導入や、店舗でお渡しするショッピングバッグをプラスチック製から環境負荷の低い紙製へ変更するなど、CO₂削減に向けてさまざまな取り組みを進めています。
from https://www.to-mare.com/news/2021/post-36.html
ということで、環境配慮の一環として長期的な目標の一環として廃棄プラスチックの利用に至ったということです。
これからは、ユニバーサルリサイクルマークがついたカードの発行が行われるそうで、
↓のマークが目印です。
2021年から本格的にカードに素材を随時、廃棄プラスチックに切り替えていくとのことで、クレジットカード選びに悩まれている方は是非、EPOSカードの発行を検討されてみてはいかがでしょうか。
②アメリカン・エキスプレス×Parley for the Oceans
from https://www.rewardexpert.com/blog/forget-metal-credit-cards-the-new-amex-is-even-more-unique/
続いて紹介するのが、
アメリカ・エキスプレスと海洋プラスチック汚染防止を目的とする事前団体 Parley for the Oceansがタックを組み、生まれたのが海洋プラスチックで作られたAMEXのクレジットカードです。
高価な年会費と手厚いで高級志向でステイタス重視のクレジットカードとして知られているAMEX。
この海洋プラスチック製のカード発行に至った経緯としては
アメリカン・エキスプレス初の海洋プラスチック製カードは現在、試作段階にあり、今後12ヶ月以内に実用化される予定だ。海洋におけるプラスチック汚染という、重大な問題に対する人々の意識を高めることが、カードの製造の目的である。
from https://ideasforgood.jp/2018/06/22/amex-ocean-plastic/
であり、
海洋プラスチックの使用によって、エシカルな活動に関心のある消費者に向けて世界的ブランドとしての更なるイメージ向上に努めています。
AMEXのは海外での決算の場合、0.5→1%へと還元率になったり、海外旅行保険の自動付帯が付いていたりと、海外での使用が多い方には特におすすめのクレジットカードとなります!
③木製デビットカード
from https://www.treecard.org/
世にも珍しい木製のデビットカードを制作するのはロンドンに拠点を置く、TreeCardというスタートアップです。
販売側が支払う手数料の8割が植林事業に当てられ、60ドル毎に樹木1本の植林に貢献できるという。また、このカード自体もFSC認証を受けた桜の木から制作されており、日本人には馴染みのある素材であると言えますね。
このFSC認証とは、
環境、社会、経済の便益に適い、きちんと管理された森林からの製品を目に見える形で消費者に届け、それにより経済的利益を生産者に還元する仕組みです。認証は自主的なものであり、認定された独立した第三者認証機関による審査の後、規格を満たしたと判断された場合に発行されます。
FSC認証は、明確に定められた認証範囲内で適切な管理体制を示した組織に対し与えられるものです。認証範囲には、組織内のすべてのサイトや製品を含む必要はありません。認証取得組織が認証範囲に登録し、認証された管理体制で取り扱っている製品にのみ認証製品としてFSCラベルを付けることが可能です。
from https://jp.fsc.org/jp-jp/2-new
とのことで、公平公正のもと、経済的で環境・社会に配慮した商品の印のことを指します。
いかがだったでしょうか。
今回は、世界のサステイナブルなクレジットについてお話してきました。日本では、EPOSカードが先駆けて環境に配慮したクレジットカードを2021年から展開したりと、これから海外だけでなく日本でも、廃棄プラスチックの利用がスタンダードになっていくのではないでしょうか。