HSPが留学先で遭遇すること
日本人は英語が苦手であると言われる通説が知られていますが最近では、海外で働きたいと思い人や英語を勉強する為に海外留学したいと志す人が多い印象を受けますよね。
グローバル化の影響で、英語の必要性が増している分、英語が喋れて世界中の人とコミュニケーションを取れたり、西洋諸国を中心とした文化の知識がある人材の需要が増えてい来ています。
しかし、海外での生活を志す方の中にもHSPの方は存在致します。オーストリア・イギリスへの留学経験がある私もHSS型のHSPであることから、
今回は、HSPが留学した時に直面することをまとめましたので、最後まで読んで頂ければと思います。
①HSPとは
HSPとは「Highly Sensitive Person」の訳でいわゆる繊細さんと呼ばれる人達のことです。簡単に言えば、他の人よりも周りに気を遣ったり、気にしがちな人を指す言葉として最近では知名度を上げていますよね。
HSPの特徴としては以下のようになります。
<HSPの特徴>
- 刺激に敏感
- 疲れやすい
- 共感しやすい
という点が主に挙げられます。
HSPという名前の通り、視覚や聴覚、味覚、嗅覚等の五感が敏感であり、人一倍感覚が鋭いのが特徴であると言えるですしょう。
その影響で、人混みの中での移動や人間関係でストレスを感じやすい為、ストレスに対する耐性や良いストレス発散法がないとストレスを溜め込んでしまい、鬱病等の精神疾患を患いやすい為、ストレスに対する対策が必要ですよね。
また敏感である分、人の気持ちを理解することが出来るのも特徴の一つです。人によっては普段気付かない些細な仕草や表情から相手の気持ちを汲み取って相手の感情を理解することが出来る為、相手の気持ちに寄り添うことが出来る訳なんです!
ここで挙げたのはHSPの特徴はざっくりとしたものだけなので、細かく知りたいと言った方や判断テストを行いたいという方は是非、を見てみてください!
➁HSPの種類
HSPの中にも2つのカテゴリーに分けられます。
HSP
- 内向型(インドア派)
- スリルを好まない
- 思慮的
オーソドックスなHSPはインドア派であり、基本的に外で活発に遊ぶというより部屋での一人遊びや読書を好む物静かな人であるというのが特徴として挙げられます。
また、考える前よりも行動するといった衝動的な性格ではなく、十分計画を立てて考えた後に行動に移すとった思慮深さがあります。
HSS型HSP
その一方で、HSPっぽくないHSPがHSS型HSPと呼ばれる人達がいます。
HSSとは「High Sensation Seeking」の訳で、「刺激追求型」と呼ばれる種類を指します。
HSS型HSPの特徴
- 好奇心が強い
- 活発的
- 飽きっぽい
- やや思慮的
HSPに倒して好奇心が強く、一見外向的に見えるのがこのHSS型の特徴です。それ故、活発的ではありますが、好奇心が強い分、目移りしやすく飽きっぽいのが特徴として挙げられます。そして、HSPに比べ度合は下がりますが、衝動的に行動をするよりもある程度考えをまとめ検証した上で行動に移します。
このカテゴリー別の特徴から、留学を志すのはHSS型HSPであると言えるでしょう!
私自身も国内海外問わず旅行が好きだったり運動等も嫌いではないので私みたいな帯イプは皆HSS型HSPであると言えるでしょう。
③HSPが留学先で直面すること
HSP気質だが、留学を志す方の為に留学先で直面することをまとめました。
- 断るのにより労力が要る
- 罪悪感がなくなる
- 気持ちを伝えられるようになる
- 感情表現が豊かになる
まず、挙げられるのが断ることに労力が日本に居る時よりもかかることです。ちょっと都合が悪かったり、勉強の為に時間を使いたいまたは少し独りになる時間が欲しいといった個人の事情から誘いを断る場面に遭遇するとします。
しかし、自分達がやりたいことに対してめちゃくちゃ強引に誘ってくる輩も全然います(笑)
「勉強しなきゃ」と言っても「こういう風にすれば、大丈夫だよ。だから、○○しようぜ」と自分の個人的な計画に対して助言をお願いしてもいないのに提案して無理やり自分の用事に付き合わせようとする人も少なくないです。
日本だと、嫌がっている素振りや雰囲気で察することが出来ますが、海外の人はそういった察するといったことが分からない人も多い為、自分の言葉でしっかり伝えて断る必要がある為、労力をより消費することになります。
そして、断っても正当な理由があったり自分の口でしっかり好意的に断れば相手も分かってくれますので、また何かあった時に誘ってくれたりする人も多いです。その為、一回断ったからといって二度と誘われないといったこともないので、断る怖さが無くなる為罪悪感もなくなる訳なんです!
自分の言葉ではっきり主張しないと伝わらない海外では、ほとんどの人が意見を尊重してくれます。大学生や院生ともなるとそれなりにインテリジェントに溢れた人ばかりなので、自分の意見をしっかり伝えることで信頼が生れ良好な関係が気付ける為、相手の気持ちを察するのではなく、言葉の意味を素直に受け止めることで自分の気持ちも伝えられるようになります。
これはHSPに限ったことではありませんが、プレゼンやディスカッション、友人との会話で自分の意見を伝えなければいけない場面が必然的に多くなります。また、英語がそこまで上達していない状態だと尚更伝えることが難しいと感じると思う人も多いかもしれません。しかし英語が未熟な分、表情やボディーランゲージといった表現と声色で相手へそのニュアンスを上手く伝えることが出来る為、表現の幅が広がると言えるでしょう!
④まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はHSPが留学で直面することについてお話して参りました。
英語を学びたいと思ったり海外で働きたいと思われる方が以前に比べ増えている中、多くの人が留学を志すようになってきています。その為HSPの方は、その時にどのような場面に出くわすのかを事前に知っていれば対策等を練ることも出来ますので、この記事を参考にして頂ければと思います。