TAMULOG

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イギリス 自主隔離中の過ごし方&PCR検査

留学やご旅行を控え、見送る方が多いご時世だと思います。中でもビジネスや学問的な側面からヨーロッパ、特にイギリスに渡航される方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、イギリス到着後の10日間の自主隔離(self-isolation)中の過ごし方とPCR検査方法についてお話して参ります。

 

 

 

 

 

 

PCR検査

PCR検査は2日目と8日目の2日、自分で検体を採取する必要があります。

事前にPCR検査キットを渡航前に手配しておくことが義務付けられています。

以下のURLからアクセスしイギリス政府が推奨する検査キットサービスを閲覧しそこから好きなサービスを選んでいただければ、検査キットの手配は完了します。

 

www.gov.uk

注意:この検査キットは会社によって配達可能エリアが異なります。その為、申し込んだ後に、実際に自分の住んでいる地域は配達することが出来なかったというオチを向かえる可能性も考えられますので、自分が居住する場所とご自身で選ばれた検査キットの配達可能エリアがマッチしているのかを申し込む前に必ず確認するようお願いいたします!

 

検査キットのクレジットカード情報・メールアドレス登録・到着日時を登録した後、出発時期が近づき約7-3日前ほどになると検査キットの会社から、「届け場所を教えてください」といった連絡が来ます。そして、入力フォームに入力したのち、実際にイギリスに到着する日にちに合わせて届けてくれます。

 

実際に配達される時、

「届けました」

といった連絡及び、届けた場所の写真、配達者情報がメールアドレスに届きます。

 

<自分で家を借りた場合>

自身で家を借りた方であれば、ポストに投函されている場合がほとんどです。

 

<寮生>

留学生で寮に住む方であれば、寮の管理塔(管理人室)に届けられており、寮に到着した時に渡されることが多いです。寮であれば、大学側が管理してくれていますのでもし、届いていなかったり検査キットの所在が不明の場合は大学のコロナ管理をしている窓口にメールもしくわ電話で事情を説明すれば、だいたい1日以内には連絡を返してくれます。

その後、自分の部屋の眼の前に置かれているか、ノックされてスタッフの方が直接渡してくるかの二択です。

 

値段

さて、いったい値段はどのくらいなのでしょうか。

£=150円(2021年8月時点)で値段が£128なので19200円です。

 

 

検査

実際のPCR検査キットはどのようなものなのでしょう。

↓こちらが実際に私が受け取った検査キットになります。

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自主隔離用のPCR検査キット

 

実際に届きましたら、自分の2日目と8日目の日にちを確認し、寮生であればその日時を大学側に連絡する必要があります。ほとんどの大学では、イギリス到着直後または到着以前に、

「2日目と8日目はいつなのか、ご報告ください。当日何時までに受取に伺いします」

といった旨の連絡が来ますので、入力フォームに書き込み、大学側に連絡しましょう。もし、その旨の連絡がない場合は、大学のコロナ管理部署にメールで連絡しましょう。

 

 

PCR検査セットの中身>

  • 検査方法等が記載されている説明書
  • 2日目の検査キット一式
  • 8日目の検査キット一式

 

<検査方法>

検査の過程は2回あります。

  1. 喉ちんこ周辺の5か所を検査用の棒の先端に触れさせる必要があります。
  2. 咥内だけでなく鼻の中に入れ、棒の先を鼻の内側の壁に触れさせます。

注意:

実際に日本でも経験された方は分かりますが、喉の指定場所に喉を触れさせるだけで吐きそうになったり、鼻孔の置くに突っ込むだけでもくしゃみが出そうになったり、少し辛く感じられる場合があります。

 

その後、検査に使用された棒をカプセルに入る長さに折り、カプセルの中に入れます。カプセルに巻いてある紙に自分の名前を書き込んだ後、2日目と書かれたジプロックにカプセルを入れ、灰色のプラスチックの袋に最後は入れ、自分の部屋の前に置いておけば、その日のうちにスタッフが回収に参りますので、それで検査は完了です!

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その後、数日しますと検査の結果がメールにてPDFで届きますので、NEGATIVE(陰性)であれば問題はありません。もし、陽性であれば、大学にすみやかに連絡してください。

 

<検査工程>

咥内・鼻腔に検査用の棒を入れ棒の先を触れさせる

カプセルに入るサイズに棒を折り、入れる

何日用か書かれたジプロックにカプセルを入れる

灰色の袋に入れる

部屋の前に置いておく

数日後、メールにて連絡が届き、結果を確認

 

 

 

 

自主隔離中の過ごし方

①食事編

基本デリバリーが基本です。

原則、外出して買い出しは出来ません。それ故、必然的にデリバリーで食事を摂ることが基本的な食糧調達だと言えます。

 

デリバリーと言っても飲食店だけでなく日本でいうネットスーパー等のスーパーから食材をデリバリーしてくれるサービスもありますので宿泊先で調理することは可能です。

 

ただ、田舎過ぎると大手のデリバリーサービスも自分の住所まで届けてくれない場合があります。そういう場合でも、大概、地元密着型のデリバリーサービスがありますので出店数は限られてきますが、安心して自分の住んでいる場所まで届けてくれますので、ご安心を。

 

 

 

②洗濯

洗濯に関して、寮生には以下の2つの方法しかありません。

デリバリー OR 各服2日間着回す。

ほとんどの大学が基本的に寮の近くコインランドリーを備え付けていますが、

原則隔離=外出全面禁止

 

ですので、室内に完備されていない限り大学内のランドリーは利用してはいけません。

 

その為、

「大して外に出ていないし特に汗もかいておらず、2日丸々着ていても大丈夫!」である方であれば、2日間着る×5着あれば基本的には乗り越えられます。

 

 

 

 

 

注意点

ここで間違いやすいのが隔離期間です。イギリスでは10日間の自主隔離と謳われておりますが、実際には11日間です。滞在先のホテルや宿泊施設に到着した日が0日目になります。つまり、実際には11日間は外を自由に出歩くことが出来ませんのでこの点、ご注意ください。