実は野菜で出来ている驚きサステイナブル商品3選
日本のフードロス問題は世界でもトップクラスであり、せっかく生産したのにも関わらず、捨ててしまうとなれば製造元及び販売店の不利益にもなり得ますし、地球のどこかで飢餓で苦しんでいる人がいるにも関わらず捨ててしまうことに心を痛めるざるを得ないでしょう。
この日本のフードロス問題に着手すべく、野菜を用いて新たな価値を生み出す人々が現れ様々な商品を展開しつつあります!
そこで今回は、今回は野菜で出来ている驚きサステイナブル商品を3つ紹介致します。
①おやさいクレヨン
from https://www.kickstarter.com/projects/mizuiroinc/793519078?lang=ja
「おやさいクレヨン」はアメリカ最大手のクラウドファンディングサイト、キックスターターで支援を募り無事目標金額を達成した、食べられるクレヨンなのです!
<ポイント>
- 子どもにも安全
- 自然について考える機会になる
- 廃棄野菜を使用
子どもはなんでも口に入れてしまう為、御子さんをお持ちのご家庭では子どもの手が届くところにあるモノには気を遣いたいですよね。それ故、子どもがよく使うクレヨンに着手し着色料には野菜の粉末を使い顔料も安全性の保証されたも食品色素を使用。野菜嫌いな子どもでも身近で使うモノが野菜でできていれば、野菜について興味を持つきっかけになりますよね。また、青森県の廃棄野菜を使用している為、フードロスを削減することに繋がります。
②Food Paper
1919年に創業され100年の歴史を持つ越前和紙の老舗工房 五十嵐製紙が手掛ける新たな挑戦がこのFood Paperです。
<ポイント>
- 伝統とのコラボレーション
- 小学生の自由研究によって作られた
- フードロスに新たな価値
越前和紙は襖や壁紙としても使われるほど汎用性の高い日本の伝統的な紙です。
この伝統的な紙と現代の社会問題であるフードロスを解決する商品となっています。主な原料は売れ残ったり売ることができない野菜を用いて作っている為、本来捨てられるはずだったモノに新たな価値を生み出すことができる商品なのです!
また、なんとこのFood Paperの原案は当時小学生だった工房の息子さんでした。小学生の時に野菜をどうにか紙にできないのかを5年間考えていたそうです(笑)その研究結果から、伝統工芸士である母によって作られたのがFood Paperなのです!
ノートやメッセージカードだけでなくFood Paperから作れた小物入れや紙袋等様々な商品を販売している為、気になる方は是非下記のURLからオンラインショップを見てみてみてはいかがでしょうか!
③FOOD TEXTILE
そして最後に紹介するのが、FOOD TEXTILEです。
食品企業から訳あって捨てられるはずだった野菜を中心とした食物を用いて染色、販売するアパレル関連のプロジェクトを主に手掛けています。
<ポイント>
- 天然染料90%以上使用
- 廃棄野菜の使用
- 色落ちしにくく長持ち
90%以上が野菜を使って染料する為、科学染料がほとんど使われていないことを示します。科学染料を使わないことで環境への負担を抑えることが出来るのです。天然染料がほとんどなのにも関わらず色落ちしにくい為、長くお使い頂けます!また、廃棄予定の野菜を使うことで企業が抱えるフードロス問題を解決します。
まとめ
皆さんいかがでしょうか、今回は野菜で出来ているサステイナブル商品3選についてお話して参りました。
野菜とはいえ、文房具からアパレルまで様々なモノへと生まれ変わってますね。フードロス問題だけでなく、各々が素材を活かし新たな価値を生み出す企業努力が見て取れます。
このブログをきっかけに少しでも野菜を用いた商品に興味をもって頂ければ幸いです。