アドレスホッパーという生き方
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。ご自身の生活スタイルに満足されていますが?今では、終身雇用制という単語もほとんど聞かなくなり転職エージェントが数多く乱立し、ご自身のスキルを活かしてフリーランスになる方も少なくありません。多様化するワークスタイルだけではありません。ライフスタイルも大きく変わりつつあります。
例えば、YouTubeで配信しながら、バンライフ生活を続けている方やブログで生計を立てながらミニマリストとして配信している人等、今まで常識とされていた定住の概念に縛られない生活スタイルが日本に普及しつつあります。
昔は多くのモノを持っていればそれが幸せといった価値観から離れ、若者を中心にモノを持たないという選択肢が普及しつつあります。
その中で、住所を持たない人種、つまり遊牧民のような方が日本で増えていることをご存じでしょうか。
そこで、今回はアドレスホッパーについてお話します!
from https://www.lifehacker.jp/2019/03/address-hoppers-belongings.html
アドレスホッパーとは
アドレスホッパーとは「アドレス(住所)+ ホッパー(転々とする)」を足した造語であり、言わば定住する場所を持たず、各地を転々とする方やそのライフスタイルを指します。
ここまで聞くと、家出をしてお金がないから近所の友達の家を転々としている少年少女のように思えまてしまいますよね(笑)
しかし、中には、友達の家を週単位で転々としながら、会社員として働いている方もいたりと、必ずしも定職を持たずにプラプラしている人であるという訳ではないのです。
つまり、ノマドワーカーのように様々な場所で仕事をしている人に限られたライフスタイルではないのです。
冒頭でお話した、バンライフ生活されている人も住所を持たず、日本中を転々とされる方が多いのでアドレスホッパーと言えるでしょう。
メリット
- 少ないものだけで生活できる
- 固定費が少なくて済む
- 場所に縛られない
まず、一回に持っていける物の数は限られますよね。そこで、持っていける量のみを持って移動する為、少ない荷物での生活が可能になります。どうしても拠点を持つ生活をすると家具家電等を揃えたり一人暮らしをする上で初期投資にかさみます。
しかし、アドレスホッパーであればその初期投資の必要もなく体一つと少ない荷物だけでの移動が可能になり非常に身軽に自由に様々な場所転々とすることが出来るのです。
そして、家賃や光熱費といった拠点を持てば必ず掛かってしまう料金もやり方によっては十分抑えることが出来るでしょう!
デメリット
- 生活費がかさむ場合がある
- 住む場所をその都度探さなければならない
- 宅配サービスが利用できない
- クレジットカードが途中で作れない恐れがある
しかし、そんなアドレスホッパーにのデメリットがあります。
先ほど、固定費が少なくて済むと説明しましたが、生活費がかさむ場合もあります。矛盾しているように聞こえますので説明いたします。
拠点を持たない分、宿泊費が食費が大幅にかかる可能性があるのです。
例えば、最初から田舎で安めの1Kアパートで生活していた人が、アドレスホッパーになったとしても、友達や知り合いの家に泊まったりさいあく、野宿しない限り多くの人がホテル等に泊まることが多い訳です。それ故、実際に全国のホテルを転々としている間に宿泊費がかさんで、以前暮らしていた家賃よりも多くなってしまうといった事態が発生します。
また、基本的に自炊等は出来ず、外食やテイクアウト、コンビニ飯等を食べることが多く食費がかさむ場合は十分にあると言えるでしょう。その為、安いファーストやコンビニ飯を食べることになり健康バランスが崩れてしまう事態にもなりかねます。
心身の健康が一番の資本ですから、そこが崩れてしまえば元も子もありません。
このことから、アドレスホッパーになる方は、経済的な理由でアドレスホッパーになるというよりも、より少なく、より身軽で拠点を持たない生活を理想とする方には非常に向いてるのではないでしょうか。
そして、ECサイトが普及した現代ではインターネットでワンクリックで購入する人も少なくないでしょう。その為、楽天やアマゾンといった大手ECサイトを利用してモノを購入することが出来ません。何か欲しくなった場合、その都度、その商品が売っている小売店まで赴いて購入する必要がありますし、ネットの方が安かったりする場合は十分にあります。もちろん、お届け先を実家等に届けてもらうことができますが、わざわざ実家までいちいち赴かなければなりません。この時間と労力を考えれば、住所を持つ方がメリットが大きいように思えます(笑)
そして、最後は、クレジットカードを作ることが出来ない場合があります。
しかし、今では交通系ICカードやpaypay等のQRコード決済といった決済方法が多様化している為、クレジットカードを持たなくても不自由することはないでしょう。
しかし、何かしらの事情でネットで決済をしなければいけない場合、クレジットカードを持っていなければ決済をすることが出来ません。どれだけ収入があろうとも住所が無ければ信頼に欠けると判断されて、クレジットカードの発行を断れらる可能性も十分に考えられます。
まとめ
今回かいかがだったでしょうか。今回はアドレスホッパーについて話して参りました。個人的には、アドレスホッパーというカッコイイ名前のライフスタイルを維持するには十分な収入が必要であるよに思えます。もしお金に余裕がないのであれば、半ホームレスに成り下がり、犯罪等に遭う可能性も十分考えらます。
場所や人に縛られない暮らしを謳歌したい気持ちもわかりますが、今の自分にそれが必要なことなのか、今の自分の経済事情でしばらくアドレスホッパーをしていけるか、よくお考えの末、決断して頂ければと思います!
最後まで閲覧頂いてありがとうございます。
下のリンクはアドレスホッパーを謳歌されている方のインタビュー記事になりますので気になる方は是非ご覧頂ければと思います。
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